高速道路の建設にも関われる。当社なら記憶に残る仕事をたくさん手掛けられます。
クレーンオペレーター
前職は空港職員。知人の紹介で平野クレーン工業にクレーンオペレーターとして入社する。ユニック車のオペレーターや大型クレーンのアシスタントなどを通して経験を積み、入社3ヵ月後にラフタークレーンを担当。2019年より班長として20名ほどの社員を牽引しながら、550tのオールテレーンクレーンを操る。休日は、サッカークラブに入っている子どもたちの試合観戦をして過ごす。
入社のきっかけは?
空港職員時代に大型免許と牽引免許を取得していたので、いつかトラックかクレーンに乗る仕事をしてみたいと思っていました。そんなときに知人から平野クレーン工業を紹介してもらえたので、思い切って飛び込んだのがきっかけです。入社後に小型移動式クレーンの資格を取得させてもらい、最初はユニック車と呼ばれるクレーン付きトラックを使って足場材を運んだり、大型クレーンの組み立て補助として先輩の現場に同行したりして経験を積んでいきました。入社3ヵ月あたりから、ラフタークレーンと呼ばれる公道を走れる本格的なクレーン車を担当できてうれしかったです。
多くの人から注目される工事現場で作業ができます。
担当する現場は橋梁工事が中心で、主に高速道路の建設に関わっています。いま乗っているオールテレーンクレーンと呼ばれる巨大なクレーンは、550tまで吊り上げ可能です。高さも最大60mに達し、高速道路の橋げたの設置などで使用しています。巨大なクレーンになると現場で組み立てることになるので、最初はアシスタントとして先輩に同行していたのですが、大きな構造物を吊り上げる光景は迫力があり、いつか自分もやってみたいとあこがれたものです。大きなジャンクションの工事の場合は、地元の新聞社が来るほど注目されますし、工事現場見学が好きな一般の方が撮影に来られることも。大手動画投稿サイトに関わった工事現場の動画があがっていることもあるため、時間のあるときに検索してみたりしています(笑)
周りに助けてもらえる環境があるから、未経験でも心配いりません。
当社はステップを踏みながら成長していけるので、未経験から始めても大丈夫です。私の場合でいえば、ユニック車からスタートして、100tまでのラフタークレーンで経験を積んで、現在はオールテレーンクレーンを担当しています。現場での作業は基本的に単独なので、ひとり立ちして日の浅いうちは仕事の進め方に悩むこともありました。そういうときは先輩に電話をかければ、気さくにアドバイスをもらえたので本当にありがたかったです。また、現場では同業のクレーンオペレーターも一緒に作業をしているため、わからないことがあれば周りの方に聞くこともでき、ずいぶんと助けていただけました。いろいろな人に手を差し伸べてもらえて感謝しているので、私も新人に対して同じ姿勢で接しています。
さまざまな現場で、さまざまな人と出会えるのも楽しみのひとつ。
当社の現場は、関西圏だけではありません。私もこれまで広島から愛知県まで、幅広い場所で仕事をしてきました。大規模工事になると2年ほど出張することもあります。私にとっては、愛知県にあるジャンクションの工事現場がそうでした。単身赴任になり家族に会えないのはさびしかったですが、全国からさまざまな職人が集まってくるので刺激を受けましたし、たくさんのクレーンオペレーターと出会えたのは大きかったです。クレーンについての深い知識をいろいろな方から教えていただけたことで、この仕事の楽しさを改めて感じ、自分をさらに成長させる転機になりました。土地とも人とも出会える仕事なので、その面白さをこれから入社される方には味わってもらいたいです。